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    パイロットグループ パーパス?社是

       
      

    社是

     

      當社グループを取り巻く事業環境は、世界的に進む筆記具のデジタル化や消費者の購買チャネルの多様化等、激しい変化への対応、さらにサプライチェーン上の様々なリスクへの対策や社會的課題の解決も求められております。當社グループはこれらの変化に適切に対応し、経営を進めるため、その存在意義を改めて定義し、揺るがない経営の志とするために、下記パーパスを制定し、それを基に中長期のビジョン、計畫を策定いたしました。今後は、世界中の従業員をはじめとするステークホルダーの皆様とこのパーパスを共有し、當社グループの持続的な成長と、環境?社會問題の解決に貢獻する取り組みを進めてまいります。

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    社  是



     

     大正7年(1918年)、パイロットコーポレーションの前身となる並木製作所が和田正雄と並木良輔の二人の創業者によって創立されました。その後、事業を継続するにあたり當社は二人の理念を経営の指針とし、「三者鼎立」、「憂喜和精神」、「難関突破」、「一日一進」、「至誠真剣」の5つの行動基準を社是として掲げました。


      わが國が歐米先進國を目標にして近代化を急ピッチで進めていた創立當時、ともに商船學校に學び、船乗りとして若くして海外に大きな可能性を見出していた二人の創業者にとって、事業とは単なる営利追及の手段ではなく、日本人として、世界に通用する質の高い商品をつくり、その実力を世界に示すことでありました。同時に、企業を起こし、輸出に勵み、そのことを通じて國家?社會に貢獻する事でもありました。これは今日でいう「企業の社會的責任」に通ずるものであり、その志は現在も當社の社是である五つの行動基準を通して、社員一人一人に受け継がれています。

     

    三者鼎立 (さんしゃていりつ)

     鼎(かなえ)には3本の足があり、そのうちどれかひとつが長く、あるいはどれかひとつが短くても安定が悪く使い物になりません。これは事業についても同じであり、使う者、売る者、つくる者、三者のいずれかが得をし、あるいはいずれかが損をしても商売は成り立ちません?!∩唐筏颏膜胝撙悉饯欷驂婴辘窑恧幛肴恕─慰鄤氦蛩激い浃?、また使う人々の不利不便に思いめぐらし、その上ではじめて自分の利益を考えなければならない、また売る者はつくる人々の考案の苦心、製作の努力をよく理解してその上で自分の利益を考えなければならないという、商売の基本的な心得を表しています。

     

    憂喜和精神 (うきわせいしん)

     憂喜和精神とは「憂いをともにし、喜びを分かちあう」精神であり、當社の商標である不沈の「浮輪」にも通じる言葉です。これは社內にあってはひとつの目標に向かって苦楽を共にする従業員同志の固い結束であり、社外にあっては當社と販売店が互いの経営の発展のために一心同體となって努力していこうという心構えです。

     

    難関突破 (なんかんとっぱ)

     明治38年9月、創業者の一人、若き日の並木良輔は機関士として乗り込んだ船が玄界灘で海難史上稀にみる大暴風雨にあい、まる2日2晩の死闘のすえ、乗組員全員が奇跡的に九死に一生を得ました。並木は後年、そのときのことを次のように述べています?!敢工毪酥?、常に訓練周到、最悪時に備うる事を寸時も忘れなかった船長の號令下、全員悉くが生命を忘れて黙々その職場を死守し、超人的死闘の限りをつくしたこの二つの尊い海洋精神が、遂によく希有の難航を突破したのである」

     自らも船長の経験を持つもう一人の創業者、和田正雄は、この並木の若き日の遭難談を東京美術學校の白川一郎畫伯に依頼して絵畫とし、難関に直面した際の精神を會社という同じ船に乗る者である全社員に周知しました。以來、幾度となく訪れた経営上の試練のたびに、全社員がこの難関突破の精神を発揮し強くたくましく成長を続けて參りました。

      ※畫像は後年製作されたレプリカです。

     

    一日一進 (いちにちいっしん)

     一歩一歩たとえ歩みは遅くとも、日々前進すれば必ずや業界の第一人者となり、水先案內人となる。それを肝に銘じ日々努力せよ、と自らを叱咤激勵する意味がこめられた言葉です。創業當時、並木製作所としての國産金ペンの第一號の製品はこれにちなみ水先案內人を意味する「パイロット」と名付けられました。後にこの名稱が社名となり現在に至ります。奢ることや遅滯することを戒め、常にたゆまぬ努力怠らないことが事業伸長の要諦であることを示す言葉です。

     

    至誠真剣 (しせいしんけん)

     誠を盡くして真剣に取組めば、世の中のことはどんなことでも不可能なことはありません。逆に言えばこのことは、どんなに妙案、良策であってもまごころと真剣さが欠けては成就しないということでもあります。至誠をもって真剣に取り組むというこの言葉は、研究開発や生産において、また販売に際しても、常にまず顧客の身になって取組むという當社の一貫した顧客主義の姿勢として受け継がれています。


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